神奈川県下における貸し倉庫を拠点とした物流システム

神奈川県下での貸し倉庫においては、単に物品の補完だけではなく、面白い用途がみられます。


それは倉庫から一歩進んで物流の拠点とすることです。下請け業者とメーカーの間に入り、ニッチビジネスを展開して顧客満足度を高める物流をコントロールすることで、一歩抜きん出た存在となっているのです。


神奈川県下で大手メーカーのお膝元にあっては、何より重要視されるのはジャストインタイム方式の物流です。



メーカーでは今日、部品の在庫というものは持たないようになっています。そのため基本的に倉庫などは存在せず、生産の現場、更には作業員の手の届くところに下請け業者が部品を届けにきます。



なにしろ余剰在庫を置かないことが生命線ですので、一箱100個入りの部品を現場で使い果たす頃を見計らって下請け業者が次のロットを納入するのです。
これでは下請け業者が圧迫されるばかりですが、ニッチビジネスとして参入する業者は、貸し倉庫などを利用して、下請け業者が生産した部品をまとめて引き取って保管し、タイミングを見計らってそれらの部品の納入を代行するのです。



ジャストインタイム生産方式は1970年代にトヨタ自動車が始めたことですが、いまや自動車に限らず多くの工業製品がこのような形で生産されているため、この洗練された物流システムは大きく受け入れられるようになってきています。
神奈川県は各地に大手メーカーのお膝元が存在し、そこで貸し倉庫を利用して、このような納入代行ビジネスが発展してきています。